こどまどブログ

気仙沼市で活動する子どもの居場所「こどまど」のブログ

【こどまど】気仙沼市で活動する放課後の子どもの居場所

今日は嬉しい出来事が。

 

2011年の震災直後に立ち上げた遊び場で出会った小学6年生のS君。

 

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最近ばったりとカフェで出会い、今では高校3年生になりました。

 

新しく子どもの居場所を作ったことを伝えたら、早速こどまどに来てくれて、内装の手伝いを地域の方と一緒にしてくれました。

 

学校生活が大変そうな中、時間を作って来てくれたことに色々な事を感じます。

 

震災から6年間以上が経った今、気づけば支えてくれる存在として出会えたことに感謝です。

 

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これからまたよろしく!

 

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一般社団法人プレーワーカーズ 

〇物資支援・ご寄付のお願い
子どもを取り巻く課題解決のため、ご支援のほど宜しくお願い致します。
http://playworkers.org/donation

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〇プレーカー・プレーワーカーを呼びたい方、
講演・研修・遊び場づくりなど、その他ご相談はこちらへご連絡ください。
info@playworkers.org

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〇その他活動の様子が見られる、ブログ「アソビのタネ」はこちら↓
http://playworkers.hateblo.jp

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【こどまど】気仙沼市で活動する放課後の子どもの居場所

 

こどまどに置いてあったプチプチを見に纏う女の子

 

「かんぺーちゃん見てー、ドレス!」

 

 

そして、まさかの強風で冷えている中、「来て帰る!!」

 

寒さなんて関係ない子どもの想像力。

 

すごい笑

 

そして、普通だったら「服着なさい」「置いていきなさい」と言いたくなる場面に、これを笑いながら一緒に歩いて帰るお母さんがとても素敵でした。

 

 

そんなプレオープンの日々。

 

 

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【こどまど】気仙沼市で活動する子どもの遊び場

コンコン、ドアから音が鳴ったので玄関を見てみると、なんと地域のおばぁちゃんが「これ使ってー」と、ご自宅から背中に大きなぬいぐるみを背負って来てくれました!

 

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おばぁちゃんよりも大きなぬいぐるみにもびっくりですが、その手間をかけてまで届けてくれたことに感謝します。

これから、子どもたちと大切に使わせていただきますね。

  

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【 こどまど 】子どもの遊び場

気仙沼の子育て環境をより良くするために日々動かれている母父が子どもと共に来所しました。

 

子どもたちがのんびり遊ぶ中、大人ものんびり遊んだり。こうした雰囲気だからこそ「なんたら座談会」のようなお堅い場所では出てこない大切な話ができるんですよね。

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気仙沼拠点の名前決定&地域の親子と看板作成

前回の記事でもお伝えした通り、子どもの足で行ける場所に一軒家を借りて、子どもがゆっくり過ごし、私たちがじっくり関わる拠点事業が始動しました。

今回は気仙沼の拠点の名前が決定しました。
その名も…

 

「こどまど」

 

子どもの窓の略です。子どもが置かれている状況が見えにくい今、大人と子どもの間にある壁をくり抜いて窓を開き、大人に対してメッセージを発信していこう!そして、大人の皆さんに、この窓から“今の子ども”を見つめてほしい!という意味の名前です。子どもの環境を変えるのは、まわりにいる大人です。私たちはそこに発信していかなければいけません。


さて、名前が決まったので、いろいろと進められる作業が増えました。まずは看板づくり。この拠点の顔になる重要な部分です。それから、紙媒体のお知らせづくり。地域の方に発信するなら、ネット上だけでなく紙を配りながらお話しできると、より活動に共感してご理解いただけると思います。最後に、ブログの作成。この記事のように、日々の動向を随時お知らせすることができます。

 

今回お伝えする大きな動きは、看板ができました、ということです。

すごく素敵な看板ができました!

 

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というのも、地域の親子とボランティアの方が手伝ってくださったからです。

 

看板を作った日、私たちは家具を設置したり、掃除をしたり、拠点の整備をしながら目の前の道を通る人には「今度ここで子どもの居場所を開こうとしています、よろしくお願いします」と必ず挨拶をしていました。

 

すると、通りかかったある親子はとても興味を持ってくださいました。その時は、そのままお別れしましたが、数時間後、看板作成の準備をしていると、

「すいません、この子が手伝いたいというので」

と、母親と子どもが2人で再び訪れてくれたのです。

看板は、寄付でいただいた木の板に、ボランティアの方がデザインし、親子が加わって色を塗って完成しました。

 

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最初は一緒に色を塗っていた親子でしたが、途中で子どもが「色塗りはあきた~」と言って、拠点の中を探索し始めました。変なものを見つけては報告に来て、とても楽しそうにバタバタ走り回っていました。

ハート型の石、曲がった針金、ホタテの貝殻、Jの字の釘、キレイな木材、階段下の小さな扉、家の裏の小道…

彼が見つけてくるものは、素朴だけれど面白い発見ばかりでした。

 

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一方、残って作業することになったお母さんはというと、子どもの事を気にかけながらも丁寧に板に色を塗っていました。

 

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作業が終わってみると、

「なんだか、すごく楽しかった。久しぶりにこんなに笑った気がします。子どもと一緒に来たはずが、私も楽しめました」

と満足そうに完成した看板を眺めていました。


親子それぞれ、どちらが無理をするでもなく、ゆったり過ごせる空間。それはどちらにとっても、良い時間になったのではないかと思います。特に子どもは「楽しい場所ができそうだ!」とソワソワしていました。
「興奮しすぎて、今晩寝られないんじゃない?」
とお母さんに笑われるくらい、楽しみにしてくれているようでした。

 

子どもの数が減少している気仙沼。これまで私たちは、拠点を構えて事業を始めたものの、今までやってきた移動型遊び場とは違って一か所なので、子どもに出会えるだろうかと不安を抱えつつ準備をしていました。この親子との出会いは、私たちにとってもホッと安心できた出来事でした。

 

子どもの足で行ける拠点事業、始動!

【移動遊び場の苦悩】
これまで、移動型遊び場プレーカーで各地を駆け回り、子どもの遊び場・居場所づくりをしてきたプレーワーカーズ。移動型の遊び場は多くの地域で遊び場を開くことができ、より多くの子どもに出会うことができます。

しかし、活動のほとんどは地域住民・団体から呼ばれて行っている活動なので、私たち自身が主催することはありません。そのため1日限りの開催で、子どもとは一期一会の関わりが多いのです。

 

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 「気になるあの子は、あの後どうなっただろう…」

遊び場では子どもの素の姿が見えてきます。1日限りの開催であっても“気になる子”に出会うことは多いです。しかし、同じ場所でずっと遊び場を開くことはできないので、気になる子たちに対して寄り添うことは簡単ではありません。

子どもと真剣に向き合う大人たちと子ども時代を過ごすこと、それはその子の一生の土台を形づくり、その子の生きていくための自己肯定感や安心感につながります。

そこでプレーワーカーズは、子どもの日常の中に居場所をつくるために動き出しました。


【拠点候補は子どもが歩ける範囲で】

拠点の候補地は、私たちの活動が活発に行われている宮城県名取市気仙沼市の2か所です。子どもが自分の足で行くことができて、いつも同じ場所に在る子どもの居場所。それを実現するために、通学路にある空き家を探すことからスタートしました。

現在、名取市では空き家を探している途中で、気仙沼市では拠点となる空き家がようやく見つかり契約を進めている途中です。2階建てで部屋が多く、低学年が遊んで騒げる空間と高学年が落ち着ける空間など、住み分けができるほど広くて良い物件が見つかりました。

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【ご協力のお願い】

今後、拠点の内装を整えていきます。もし、ご家庭で眠っている家具や子どもの遊び道具があれば、東北の子どもたちのために活用します。

★困っているもの★

家具:折りたたみ机、座布団、カラーボックス、本棚、学習机

家電:冷蔵庫、電子レンジ、洗濯機、掃除機、炊飯器

遊具:屋内で遊べるボードゲームや、その他子どもが遊べるもの

子どもたちからは一銭のお金も受け取らないため、郵送代を捻出することが難しいです。名取・気仙沼市内近隣であれば車で取りに行けますが、遠方からの場合は郵送代も含めて応援していただけると助かります。

ご協力いただける方は、ぜひ下記へご連絡ください。

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 連絡先
一般社団法人プレーワーカーズ 
担当:神林俊一
info@playworkers.org