【こどまど】大改造とその後の変化。
移動型遊び場プレーカーの中の遊具一式「プレーキット」や遊び場の遊具を制作を手掛けるなど、子どもの遊び場を熟知している大工さん“かまやん”こと鎌上さんに、こどまどの室内を大改造していただきました。
古民家を借りている「こどまど」は、大家さんよりDIYの許可をいただいています。
実はこの大改造は5月に行われており、その前後の子どもの過ごし方の変化もお伝えしたいと思います。
こちらがビフォア。1階の本棚前は、押し入れのドアが外してあり、ちょっとしたくぼみになっていました。キレイすぎて、ここで遊ぶ子どもは少なかったです。
レッツ、大改造!
秘密の抜け穴を作ったりして…。
とうとう完成!
すっかり日が暮れていました。
つくりは至ってシンプルなロフトです。
しかし、高くてちょっと暗いところは子どもの好奇心をくすぐるのか、こどまどに来た子どもは、真っ先にここに登りたがります。
でもこのロフトのはしごは、一段目を高くしてあり、小さい子どもが登りにくい工夫があります。1段目を登れる身体能力がある子どもだけが、高いところにいける構造です。
初日登れずに悔しい思いをした3才の子どもが、ある日自分で登れるようになり、
「イエーイ!のぼれた!!」
と満面の笑みを浮かべる場面もありました。
布をかければ、秘密基地に。
友達連れで来た子どもは、この上に集まって遊びます。個室みたいな感じです。
初めてきた子どもは、ここから「こどまど」の様子を伺ったりしていました。
同じ空間に居るけれど、隠れられるというのも、ポイントなんでしょうね。
その後、引っ越しをするという方から、ベッドをいただき、マットレスをこの下に敷きました。
遊び疲れた子どもがゴロンと休んだり、跳ねて遊んだり、座ってゆっくりしたり。
このロフトひとつの仕掛けで、子どもの遊び方は随分変わりました。
屋外に比べてはるかに狭く、変えられる部分も制限される屋内。
それでも子どもが居やすい場所をつくるために出来ることは多いと気づくきっかけになりました。
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